火災予防条例
火災予防のための条例によって、油汚れの点検・除去が義務づけられています。
厨房やダクトの火災の多くは、調理の排気中に含まれる油脂成分が原因となっています。そのため全国都道府県の火災予防条例ではグリスフィルターやダクトの定期的な点検・清掃を義務づけています。条例の内容や火災予防についても当社にご相談ください。

- 油脂成分を含む蒸気を発生するおそれのある厨房換気扇のフードは、次によること。 排気中に含まれる油脂成分を有効に除去することができるグリスフィルター等の装置(「グリス除去装置」という)を設けること。ただし、排気用ダクトを用いずフードから屋外へ直接排気を行う構造のものにあっては、この限りではない。
- 通常の油を使用する調理において発生する排気中に含まれる油脂分等を、排気ダクトに入る前に天蓋内部で75%以上分離除去するものであること。
- グリスフィルターは火源から1m以上離隔して設置すること。
- フード等の点検及び清掃については、次に定めるところによる。

- フード及びグリスフィルターにあっては、1週間に1回以上
- 火災伝送防止装置のうち自動消火装置にあっては6ヶ月に1回以上、防火ダンパーにあっては、1ヶ月に1回以上
- 排気用ダクトにあっては、3ヶ月に1回以上

- グリスフィルターにあっては、1ヶ月に1回以上
- フードにあっては、3ヶ月に1回以上
- 防火ダンパーにあっては、3ヶ月に1回以上
- 排気用ダクトにあっては、1年に1回以上